Technology

水路補修改修工法(CSモルタル工法)

CSモルタル工法

工法概略
コンクリート改質剤『CS-21』とは

硬化後のコンクリートに塗布することで浸透し、コンクリート中のカルシウム成分等と安定した反応物(CSH結晶)を生成して、空隙を充填します。また、未反応の主成分は、乾燥固化後も水分の供給により溶解し反応物を生成して施工後新たに発生する微細なひび割れ等の空隙を充填します。
これらの反応により、ひび割れ深部を含む表層部の空隙を緻密化、水や各種劣化因子の侵入を長期にわたり抑制します。

※当社はコンクリート改質剤『CS-21』を取り扱っているアストン協会会員です。

CS-21についての詳細はコチラ
アストン協会HP(製品情報)
CS-21 実験動画「微細ひび割れ試験体の水の吸い上がりと自閉効果の確認」
CSモルタル工法プレゼン動画
コンクリート改質剤CS-21+補助剤CA-21
CS-21実験動画&関連動画

技術概略

劣化部除去後コンクリート表面にコンクリート改質剤CSクリアーを塗布することで、既設構造物の表面を緻密にして骨材の欠落を防止し、洗堀されている部分の断面修復をCSモルタルで補修する際に、厚みを骨材の面(型枠面)まででとどめることにより剥離を防止し水路断面の減少も回避することが可能。

工法の特徴
  • 既設水路の耐久性を向上させる。
  • 補修時に既設水路断面の減少を最小限に留める。
  • 既設水路表層部の粗度を低減する。
  • 藻や苔の付着を予防する。
  • ひび割れ補修効果に優れ、高い止水性を確保する。
実施写真

超高圧洗浄機にてコンクリート劣化部分を剥ぎとる

超高圧洗浄作業状況。

コンクリート劣化部、ひび割れ部Uカット状況。

超高圧洗浄作業完了全景。

コンクリート健全部状況(写真上部が壁、下部がベース)。

壁天端部分の劣化状況写真、水色はクラックカット部分。

CSクリアー散布状況、微細なクラック等に含浸し、旧コンクリートの体力アップ。

CSモルタル塗りこみ状況(材料が特殊なため、この作業は技がいる)。

ベース部半分CSモルタル塗りこみ作業状況。

CSクリアー散布状況、微細なクラック等に含浸し、旧コンクリートの体力アップ。

CSモルタル塗りこみ状況(材料が特殊なため、この作業は技がいる)。

ベース部半分CSモルタル塗りこみ作業状況。

残り半分施工状況。

クラック部処理作業状況。

完了写真。手前が未補修部分。この位の劣化状況での補修がベスト。

平成20年10月23日(木)、現場見学会。上越地域振興局農林振興部職員の方々やコンサルタント会社の方々等15名ほどの人達から見ていただきました。

施工事例