Construction-director

工務ディレクターとは!?

工務ディレクターの仕事内容ついて

当社における「工務ディレクター」とは、現場で活躍する技術者を支える役割を担うポジションです。
主な業務は、竣工書類の作成や現場写真の整理など、工務に関わる事務作業全般。技術者の負担を軽減し、安心して本来の業務に集中できる環境を整えることが使命です。

工事の受注が決まり担当技術者が決定すると、同時に担当の工務ディレクターもアサインされます。竣工書類作成だけでなく、工事着手までの準備や日々の記録整理など幅広いサポートを行い、現場を陰ながら支えています。

工務ディレクターの存在によって、技術者は品質の高い施工や安全管理に集中でき、チーム全体のパフォーマンスが向上します。当社にとって欠かすことのできない、非常に重要な役割です。

工務ディレクター仕事内容#1

【工事着手前編】

工事受注後から工事着手までに工務ディレクターの行う主な仕事内容となります。
まず工事登録、設計書からの数量の算出、工事看板の作成や施工体制台帳の作成などをおこない、現場着手のための準備を完了させます。

工事掲示板・看板作成
工務ディレクターの業務の中でも特に助かっているのが「工事掲示板の作成」です。
無地の工事看板(サイズ例:1100×1400、550×1100など)を使用し、建設業許可票や労災保険関係成立票、建退共、工事中止基準、現場組織表など必要な掲示物をパウチ加工して両面テープで貼り付け、工事現場用の掲示板を作成します。

この準備があることで、現場ではすぐに工事看板を設置でき、スムーズに作業を開始できるため非常に助かっています。

工務ディレクター仕事内容 #2

【写真管理編】

工務ディレクターの大切な役割のひとつが「現場写真の整理」です。
工事現場で撮影された写真は、その日のうちに専用ソフトを使って整理し、クラウドストレージへ保存します。

日々の進捗が正確に記録され、必要なときにすぐに確認できる体制を整えることで、技術者の負担を大きく軽減しています。写真の整理を迅速かつ正確に行うことで、竣工書類の作成もスムーズになり、工事全体の効率向上につながっています。

工務ディレクター仕事内容 #3

【竣工書類編】

工務ディレクターの中心的な業務でもあるのが「竣工書類の作成」です。
工事が完了した際に必要となる竣工書類は、写真や各種資料を整理・編集し、正確かつ見やすい形でまとめる必要があります。

当社では、工務ディレクターが現場で整理された写真やデータをもとに、専用ソフトを活用して効率的に竣工書類を作成。提出期限に遅れることなく、品質の高い書類を仕上げることで、技術者の大きな支えとなっています。

竣工書類の作成を工務ディレクターが担うことで、技術者は本来の現場管理や施工業務に専念でき、チーム全体の生産性向上につながっています。

当社バックオフィス体制

クラウドを活用した、現場技術者と工務ディレクターの連携

当社の大きな特徴のひとつが、クラウドを活用した工務体制です。
工務ディレクターと現場技術者は、クラウド上で竣工書類や写真データを共有。常に最新の情報にアクセスできる環境を整えています。

特に重要なのが「フォルダ整理のルール化」です。
どの書類をどこに保存するかを明確に定めているため、技術者も工務ディレクターも必要な情報を迷わず見つけることができます。現場が異なっても同じルールで運用しているため、スムーズな情報共有が可能です。

このような仕組みにより、技術者は情報管理に時間を取られることなく、安心して現場業務に集中できる体制を実現しています。